ボローニャのクリスマスのプリモの一番手です
まさにボローニャの美
トルテッリーニ Tortellini
ボローニャ商工会議所よってレシピが定められています。
ビーナスのおへそとも言われています。
トルテリーニはボローニャのマンマたちが手打ちで
作ります。
でも、専門のお店もありますし、
総菜屋さんでも売っています。
家庭ごとにマンマのレシピが若干違いますが、
お店で買えば、ボローニャdocのレシピです。
おめでたい日や家族が集まる日曜日、
またはクリスマスの食卓にあがります。
もちろん、in brodo (雄鶏と雄牛で炊いたスープ)に
パルミジャーノレジャーノをかけていただきます。
詩人タッソーニの「Secchia rapita」にはトルテリーニにまつわる伝説がこう書かれています。
モデナの人々とボローニャの人々の間で戦いがあった後の夜、
ヴィーナスとマースとバッカスがコロナ亭に宿を借りました。
次の日の朝、まだヴィーナスが寝ているあいだに
バッカスとマースは宿を後にしました。目を醒したヴィーナスが宿の誰かを読んだところ、
宿の亭主がやってきました。ヴィーナスを見た宿の主人はその美しさに大変驚き、
彼女の美しさが脳裏からはなれずにいた主人は台所に戻ってパスタを練り、
のばし、詰め物をして女神のへその形にパスタを整えました。
これが、伝説上のトルテリーニの由来になります。
Alessandro Tassoni (Modena, 28 settembre 1565 – Modena, 25 aprile 1635)